災害医療ACT研究所
- 経常収益(2025年度)
- 8,250万円
- 経常費用(2025年度)
- 8,568万円
- 正味財産(2025年度末)
- 3,594万円
総合すると
研修事業が中心で、報告書では2025年度の研修回数と参加者数が、能登半島地震への対応で減少した前年度を大幅に上回ったと書かれています。収入は直近5年で大きく増え、2025年度は赤字でした。
この法人について
大きな災害が起きたとき、被災地で医療を取りまとめる人を育てている法人です。災害医療の研修を開き、災害時の医療支援のあり方を研究しながら、人々の命と生活を守る取り組みを進めています。
主な活動
- 災害医療コーディネーターを養成する1日研修を、各地の都道府県で開く(2025年は40回、1,166名が参加)
- 災害薬事コーディネーターなど、災害時に医療や薬の支援を調整する人を育てる研修を行う
- 令和7年南大東島豪雨災害の救援活動で、屋内設置型トイレ4台を避難所等に提供した
- 災害医療の研究を行い、その成果を被災地の医療支援に生かす
数字から読み取れること
2025年度の1年間の収入はおよそ8,250万円で、2021年度の1,264万円から大きく広がっています。2025年度は317万円の赤字で、費用の99%が事業に使われています。蓄えは費用のおよそ5.0か月分あります。
| 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 経常収益 | 1,264万円 | 2,087万円 | 3,623万円 | 8,430万円 | 8,250万円 |
| 経常費用 | 1,290万円 | 1,748万円 | 3,308万円 | 7,524万円 | 8,568万円 |
| 差(収支) | −25万円 | +340万円 | +315万円 | +906万円 | −317万円 |
- 活動の規模2025年度の経常収益は8,250万円
1年間の活動のために入ってきたお金の合計です。寄付・会費・助成金・事業の収入などを合わせたものです。
- 収入の内訳2024年度は助成金等64%・事業収益28%・寄付金8%
どこからお金が入っているかです。寄付や会費が多い法人は支援者に支えられて活動しており、事業収益が多い法人はサービスの対価で活動を続けています。
- 規模の推移2021年度の1,264万円から2025年度の8,250万円へ(約6.5倍)
活動の規模が広がっているか、縮んでいるかの目安です。大きな助成金や寄付があった年は、一時的に大きく増えることがあります。
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- 収支2025年度は赤字(△317万円)。直近5年度のうち赤字は2年度
経常収益から経常費用を引いた差です。NPOは利益を目的としないので、黒字の大きさよりも、赤字が続いて蓄えが減っていないかを見るのが一般的です。
- 事業費の割合2025年度は経常費用の99%が事業費
活動そのものに使った費用の割合です。残りは管理費(事務局の運営費など)です。人件費などをどちらに配分するかは法人ごとに考え方が違うので、この割合だけで法人どうしを比べることはできません。
- 蓄え2025年度末の正味財産は3,594万円で、経常費用のおよそ5.0か月分
正味財産は、資産から負債を引いた法人の蓄えです。収入が急に減ったときに、何か月分の活動費をまかなえるかの目安になります(建物など、すぐにはお金にならない資産も含みます)。
- 負債2025年度末は資産の5%が負債
借入金や未払金など、これから支払うお金の割合です。翌年度分の会費や助成金を先に受け取った分(前受金)も負債に入るため、割合が高くても問題があるとは限りません。
決算の数値(年度別)
| (円) | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 |
|---|---|---|---|---|---|
| 経常収益 | 12,640,449 | 20,873,792 | 36,228,832 | 84,299,819 | 82,503,231 |
| うち寄付金 | — | 282,300 | — | 6,569,603 | — |
| うち助成金等 | — | 1,936,457 | — | 53,965,256 | — |
| うち事業収益 | — | 17,860,351 | — | 23,555,840 | — |
| 経常費用 | 12,895,360 | 17,475,459 | 33,079,051 | 75,239,066 | 85,675,963 |
| うち事業費 | 12,636,178 | 17,107,177 | 32,568,796 | 74,029,110 | 84,607,133 |
| うち管理費 | 259,182 | 368,282 | 510,255 | 1,209,956 | 1,068,830 |
| 当期経常増減額 | △254,911 | 3,398,333 | 3,149,781 | 9,060,753 | △3,172,732 |
| 当期正味財産増減額 | △326,911 | 3,194,833 | 2,746,281 | 8,988,753 | △3,244,732 |
| 資産合計 | 66,314,687 | 39,183,322 | 45,463,449 | 42,601,769 | 37,992,919 |
| 負債合計 | 42,059,930 | 11,733,732 | 15,267,578 | 3,417,145 | 2,053,027 |
| 正味財産合計 | 24,254,757 | 27,449,590 | 30,195,871 | 39,184,624 | 35,939,892 |
基本情報
- 所在地
- 宮城県石巻市蛇田字西道下71番地
- 所轄庁
- 宮城県
- 活動分野
- 保健・医療・福祉、災害救援、NPOの運営・活動への支援
- 設立認証
- 2013-01-08
- 認定の開始
- 2020-03-30
- 法人番号
- 4370305000943
- 定款の目的
- この法人は,災害時における被災地の医療支援のあり方を大局に立った組織構想から細部にわたる実地臨床まで総合的に研究するとともに,その成果の実践により,国民の命と生活を守るために必要な災害医療の発展に寄与することを目的とする。
宮城県で同じテーマに取り組む認定NPO法人
- 特定非営利活動法人ビートスイッチ視覚障害のある人や高齢者、子どもが地域で、自分らしく暮らし社会に参加できるように支える法人です。働く場や相談、グループホームや移動の支援など、いくつもの事業を組み合わせています。
- 特定非営利活動法人仙台傾聴の会悩みや不安を抱える地域の人たちの話に耳を傾ける「傾聴」を通じて、心の安らぎを届けています。被災された方を含め、誰でも参加できる傾聴カフェや電話・対面の相談を行っています。
- 特定非営利活動法人日本病巣疾患研究会病巣炎症やそれに関係する病気について、研究の発表や情報の交換を行っている法人です。学会や講演会、オンラインセミナーなどで研究の成果を伝え、人々の健康づくりに役立てることを目指しています。
- 特定非営利活動法人宮城こどもホスピスプロジェクト生命が脅かされる病気の子どもとその家族を支えるため、子どもホスピスの準備を進めています。仮施設「川平のおうち」で家族のケアを行い、小児緩和ケアについての勉強会や啓発も行っています。
- 特定非営利活動法人スペシャルオリンピックス日本・宮城知的障害のある人(アスリート)に、年間を通じたスポーツの練習と競技会の場を届け、健康づくりや自立・社会参加を進めています。障害のある人とない人が交流し、共に生きる社会をめざす活動も行っています。
- 特定非営利活動法人ミューズの夢障がいのある人が、音楽や創作アートに触れられる機会をつくっている団体です。教室や発表会、福祉施設への訪問を通じて、心と体の発達や心のよりどころづくりを支えています。
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